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青島原人の手帖

さまざまな暮らしの肖像をスローに描いています。

「俳優田中邦衛を偲んで」

「若者たち」

遥か昔に見た「若者たち」。ラストシーンに流れた詩の一節だけが記憶に残っていた。フジテレビ開局50周年記念に再び世に出されたことを知り、どうしてもその詩編に触れたいものとTSUTAYAに脚を運んだ。全放送34話のどこにそれがあるのか判らなかった。一つ一つ視聴するしかないとNO.1〜No.15まで借出すことにした。今日、ようやくその詩編を発見した。ストーリーはまるで覚えていなかったのだが、三郎が大学構内に流れるマイクに向かって読み上げる場面は今視てもぐっと来るものがあった。幼い私に、その意味するところが判ったかどうか甚だあやしい。でも緊迫した状況はひしひしと伝わっていたはずだ。TVの画面を喰いいるように眺めたあの季節から数十年もの歳月が流れたことになる。田中邦衛、山本圭、栗原小巻、江守徹、加藤剛、蒼々たる役者が並んでいた。

17話 学校を去る友だち、その背中に向け学内放送を使って語りかけるように読み上げるシーン。

「友だち」

言うまでもなく素晴らしい黒いひとみの僕の友だち
太陽に向かって旗を押立て足音を響てて歩いて行く幾十万の僕の友だち
君たちの旗を、あの遊星に立てろ
新しい世界のまん中に立てろ

健康を誇る若者よ
幸福を運ぶ若者よ
形がないのに君たちには見える
音がないのに君たちには聴こえる

あの希望という確かな星を謙虚に勇敢に追い求めて行け
移ろいやすい疑惑でその旅を汚すな
悔恨の吐息でその旅を終わるな

険しい戦いのときが、蟷螂の斧を打ち砕き
毎日、見る間に押し流されて行っても
ときの間の敗北が君たちのある日を暗闇にしても
轟音を響てて地球が今、廻っていることを忘れるな

僕たちは僕たちの錯乱を信じよう
ざまもない失敗を堂々と誇ろう

未来は真っ白な手帳のようだ
新しく始まる音楽のようだ
風や雲や陽炎のように軽く
海や嵐や、大きな河のように力強く
僕たちは僕たちの車を押して行く

もっと緑濃い森の中に
もっと伸びやかな人間の世界に

言うまでもなくすばらしい真っ黒いひとみの僕の友だちよ
懐かしい友だちよ
見知らぬ兄弟よ。。。。。。


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