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青島原人の手帖

さまざまな暮らしの肖像をスローに描いています。
2017年07月の記事

「新平家物語」へ回帰すること

すっかり青空文庫にハマってしまった。オドロオドロしい江戸川乱歩もいれば啄木もいる。賢治もいれば太宰も顔を出したりする。今昔の作品すべてというわけにはいかないけれど、ちょっとした暇つぶしに紐解くには十分おもしろい。なにより気の向くまま、しかも無料で読めるのがいい。

吉川英治版「新平家物語」「三国志」「新書太閤記」を高校時代にすべて読み終えた。清盛、義経、秀吉、孔明、関羽が縦横無尽に活躍する様に心踊った。中でも「新平家物語」は深く心に焼き付いた作品だった。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」に始まる物語は思春期を迎えようとするニキビ面の高校生にいくばくかの余韻を残したようだ。「私本太平記」「宮本武蔵」を読んだかどうか記憶がない。あまりに臭いので敬遠したのかも知れない。多分飽きたのだろう。笑。

星霜を重ねて数十年、再び吉川英治が現れた。軽い気持ちで読み始めた「私本太平記」で楠木正成を知った。今年二月のある日、義母さんと木蓮さんを伴って江戸城梅めぐりに出た。皇居入り口広場に「楠木正成像」が建っていた。楠木正成の名前こそ知っていたが、どのような人でどういうことを成したかは寡聞にして知らなかった。読み始めた伏線はそこにあったようだ。

あっという間に読み終えた。続いて「新書太閤記」全巻を読み終えた。いやはや、俺ってこんなに読書家だったかと首を傾げた。ここまできたら懐かしい「新平家物語」に行くだろうと「青空文庫」を検索したが残念なことに網羅されていなかった。こればかりは図書館のお世話になるしかないのだが、まあのんびりやるかと苦笑い。「宮本武蔵」「三国志」は網羅されている。読むならば「三国志」だが幾度も読んでいるから粗筋の大方は把握している。それより「平家物語」が読みたいと心が呼びかける。心の命ずるままに流されていいではないかと。ということで七月もせっせこ図書館通い。

「あたい更年期鬱なのよ」への処方箋

土を焼いて器を作った。それが人類の暮らし、文化の始まりだった。
二人暮らしの家にたくさんな陶器は要らない。大中小の皿ならば、それぞれ一枚ないし二枚あればいい。
所用あって銀座伊東屋を訪れた。帰路立ち寄った陶器店で、皿、小皿二三枚求めた。ちょっと、いや相当高かった。
それを契機に木蓮さんが俄然やる氣モードに入り、不要の皿、使っていない不用陶器などを選別し始めた。畳に並べ、どうしようああしようと苦悶喜悦の表情を浮かべている。そっとしといてやろう、大いに走らせておこうと思う。
更年期鬱のなによりの処方は「すべて受け入れわがまま放縦のかぎりを尽くす」ことにある。黒煙を吐き、汽笛一声よろしく陶器選びの旅が始まった。茨城県笠間に陶器店がある。連れて行ってと目で合図する。築地にもあるから連れて行って目線で命令する。備前、有田の器も見たいのよとささやいたりする。
今日も今日とて、直径22センチの市松柄大皿一枚お買い上げ。ちなみに美濃焼で価格は4000円だった。

「糖質制限やってみた」の歌

肥満に悩む人多いようだ。
ロックグループ「打ち首獄門同好会」が歌う糖質制限の歌
ことさら「糖 脳 病」の私はまったくもって身につまされる。
歌は本質を突いている。ズバリその通りなのであんぐりしてしまった。
なに糖質制限はまだ緩い。
私の主治医は「炭水化物は諸悪の根源」と口やかましい。たとえ微量の糖でもまかりならぬと手厳しい。


笑える。


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Life Log Notebook 翼よ、あれが巴里の灯だ!、、なんちゃって。
糖脳病棟402号室 君の行く道は果てしなく遠い。ホンマ遠いわ。
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