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青島原人の手帖

さまざまな暮らしの肖像をスローに描いています。

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もんもん爺ちゃん登場

信州の外れ、高原野菜で有名な八ヶ岳山麓の常宿に着いたのは29日午後4時半頃。さっそくお風呂。一人風呂を決め込み首まで使って寛いでいた。そこへ「高校三年生」を口ずさみながら入ってきた爺ちゃん。目線があったので「挨拶」した。銀鎖を首に巻いてなかなかおしゃれ。浴槽に浸かるまえに身体を洗う仕草。何と背中一面に「もんもん」が彫り込まれていた。まちがないなく「筋もん」の証。



私が育った場末の温泉場には「筋もん」が大勢たむろしていた。白昼、白鞘を手にして闊歩する姿とか。女のヒモになって陽だまりを避けトカゲのように逼塞生活を送る筋モンとか。地元桜田門のメンツもあるから時に手入れと称してパトカー数台で寝込みを襲ったりする。ややあってむくつけき男数人が手錠(わっぱ)をかけられて車両に乗り込む姿を幾度も目にした。心配そうに背中を見送る女たち。「「アンタ〜待ってるからね〜」と去り行く背中に哀切な声を送る姿とか。思春期盛りの少年の目に、そういう光景はどう映ったか。もちろん、そんな野暮なことは書かないことにしよう。もう昔のことだ。私もまた様々な青春の門を潜ってきたのだ。なんちゃって。笑。

さて高校三年生を口ずさみながら入ってきたもんも爺ちゃんは、如才なく私に話しかけてきた。
「ボクね〜、山の仕事でね〜、もう一ヶ月もここに泊まってるのよ。」にっこり金歯を光らせ「私に気を使う」。山の仕事ならば気の荒い連中がいるのだろう。そういう修羅場ならば「もんもん」が物言う場面もあるかもしれない。筋モンが「ボク」なんていうからおかしくて笑ってしまった。昔はさぞかし鳴らしたんだろう。歳を重ねて好々爺になってしまったんだろうか。それにしても「高校三年生」とは、、。

WEB参考画像
IMG_1181.jpg



悠揚迫らず「ここの宿は明治9年からやってる老舗でしてね〜」と私も如才なく応答した。ふつうの気質(かたぎ)ならば「もんもん」を見ただけで震え上がるだろう。まして狭い浴槽に二人だけ。よく言うじゃないか、人生経験なにひとつの無駄もないと。かといって「立派な彫りモンですね〜」などと余計なことは言わない。そのことにはひとつもふれず、世間話の花ひとつふたつ咲かせてゆっくり風呂を出た。

まずはこのことをメモ代わりにブログに書いておくことに。「奥秩父逍遥の旅」まだまだ書くことはいっぱいある。

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